Lumion 2023.0:リリースノート③「変更点と解決されたエラー」
【Lumion 2023.0 リリースノートのリンク】
3. 変更点と解決されたエラー
3.1:編集モード、オブジェクトライブラリ
編集モード
ムービーモード:オブジェクトを自由に、あるいは水平に移動させる際の移動距離を従来の30kmから3kmに制限しました。
- 配置 > 地面に合わせる:オブジェクトを[ 地面に合わせる ]が有効な状態で移動させた際、地形にスタックしなくなりました。
- 配置 > 地面に合わせる:オブジェクトの移動中に[ 地面に合わせる ]を切り替えることができるようになりました。
- 配置 > 地面に合わせる:インポート済みモデルは、オブジェクトを水平に移動し、[ 地面に合わせる ]を有効にしても無視されるようになりました。
- 選択モード:ボックス選択中はギズモが無効になります。
- カスタムナンバープレート:最大10個という制限を超えることはなくなりました。
ロックしたオブジェクト:ロックされたオブジェクトで以下のオプションは使用できなくなりました。
太陽:ランドスケープや3D芝生の上に、四角い影を残さないようになりました。
オブジェクトライブラリ
- オムニライト、エリアライト:プロパティから[ フォールオフ ]が削除されました。
- 位置を合わせる:選択範囲に複数のカテゴリのオブジェクトが含まれている場合、位置を合わせることですべてのオブジェクトが0,0,0に移動する問題を修正しました。
- アニメーション付きモデルのインポート:クリップ撮影後、ムービーモードに戻ったときに一時停止するようにしました。
- ライブラリ > ライト:同じ選択範囲にある複数のエリアライト/ラインライトの色を変更すると、1つだけでなく、すべてのライトに影響するようになりました。
- ライブラリ > デカール:サムネイルが正しくに表示されるようになりました。
- ライブラリ > 人と動物:[ Woman Caucasian 011 Baby ]のテクスチャとアニメーションが正しく動作するようになりました。
- ライブラリ:レイトレーシングを写真、クリップ、パノラマに適用した場合、ネイチャーオブジェクトのアンビエントオクルージョンが有効になります。
3.2:カメラ、ムービー、360°パノラマモード
カメラモード
- レンダリング:印刷/ポスター解像度で、2つの異なるLumionバージョンを同時に使用しても、エラーが発生しなくなりました。
ムービーモード:
- 集団移動(エフェクト):集団移動が加えた場合でも、.LSFファイル保存後にオブジェクトの位置がリセットされなくなりました。
- クリップのレコード:クリップのレコード中の反射キューブマップが正常に動作するようになりました。
- サウンド:Lumionがアクティブウィンドウでない場合、サウンドがミュートされるようになりました。
- 画像ファイルからクリップ、動画ファイルからクリップ:削除されました。
- 動画テクスチャ:クリップをレコードした後、プレビューが実行されていない間は、静止画として表示されるようになりました。
360°パノラマモード
- 対象デバイス Generic device or Gear VR:割り当てられた投影タイプを反映するために[ 投影タイプ:エクイレクタングラーまたはキュービック ]に変更されました。
カメラ、ムービー、360°パノラマモード
- イメージオーバーレイ(エフェクト):読み込まれた画像はプレビューに合わせるようになり、その比率に合わせ引き伸ばされなくなりました。
- フラットシェーディングキャラクター:スカイライトエフェクトで、フラット シェーディングされたキャラクターに奥行きがでなくなりました。
- フラットシェーディングキャラクター:降水エフェクトは、フラット シェーディングされたキャラクターに鏡面性を引き起こさなくなりました。
- レイヤーの可視性(エフェクト):正しく動作するようになり、更新されたレイヤーの状態が正確に表示されるようになりました。
- メタデータ:Lumionからエクスポートされたファイルは、プロパティに作成されたLumionのバージョンが記録されます。
- レンダリング:印刷/ポスターの解像度で.PNGとしてエクスポートする時間が大幅に短縮されました。
- レンダリング:印刷/ポスター解像度でレイトレーシングを使用することできません。
3.3:マテリアル
- マテリアル > ファー:ファーマテリアルを適用しても、面が両面になることはなくなりました。
- マテリアル > 滝:プロジェクトで適用し、[ 水の明るさ ]スライダーを調整しても、シーン全体の露出に影響しなくなりました。
- マテリアルの割り当て:同じセッションで複数のインポートモデルにマテリアルを適用しても、.LS ファイルを再び開いたときにマテリアルが見つからないことが無くなりました。
- マテリアルの割り当て:インポートモデルの削除後にマテリアルの割り当てをキャンセルし、削除を取り消すと、キャンセル前のマテリアルが正しく適用されるようになりました。
- マテリアル > 葉:[ グラウンドレベル ]スライダが -100m から +100m の範囲になりました。
3.4:エフェクト、スタイル
- 高度な移動(エフェクト):UIが時々クリックスルーにしなくなりました。
- フェージング(エフェクト):[ ↑ ]または[ ↓ ]を使用したときに、UIがちらつかなくなりました。
- 正投影(エフェクト):マテリアルが不可視として表示されることがなくなりました。
- ボリューム雲(エフェクト):リアルスカイと組み合わせて使用する場合、雲が正しくシェーディングされるようになりました。
- モーションブラー(エフェクト):プレビューが改善され、アクティブの時より適切に表示されるようになりました。
- フェージング(エフェクト):タイトル変更をキャンセルした際にLumionがフリーズしなくなりました。
3.5:保存、読込、リカバリー機能
- ランドスケープ:クイックロードやリカバリーファイルの読み込み時に、ランドスケープテクスチャーが一定に保たれるようになりました。
3.6:インポート、エクスポート
- オブジェクトをノードに配置する:ファイルダイアログをキャンセルしても、ノードのソースとして使用するモデルが選択されているかのように動作しなくなりました。
- LiveSync:Lumionウィンドウがアクティブなとき、焦点距離が15mmにデフォルト設定されなくなりました。
- LiveSync:カメラ同期がオンの場合、エフェクト適用化で編集で3Dモデリングソフトで設定した視野を使用するようになりました。
3.7:その他
- Windowsのバージョン:Lumion 2023は、Windows 10または11のオペレーティングシステムでのみ実行されます。
- グラフィックカードのドライバのバージョンチェック:Lumion 2023は、グラフィックカードドライバーの最小要件を満たしているかどうかをチェックするようになりました。
- Lumion Pro Trial:WindowsのLumionタイトルバーに残り日数が表示されるようになりました。
- 様々なUIの変更
3.8:インターフェイス
- ブランディング:Lumion 2023は、すべてのプラットフォーム、バージョン、エディションで統合され、刷新されたブランドアイデンティティを備えています。
- EULA:The End User License Agreementが改訂され、インターフェイスが改善されました。
- Student版:製品版で作成された .LS ファイルを開こうとすると、関連するナレッジベース記事へのリンクが追加されました。
3.9:Lumion 2023(Standard)にも搭載された機能
これらは、これまでLumion Proでのみ利用可能だった機能です。
- 編集モード - オブジェクトライブラリ > エリアライト、ラインライト
3.10:開発中の機能
Lumion2023では重要な変更があるため、以前のバージョンで開始したプロジェクトは、それぞれのバージョンで完了させ、その後Lumion 2023で新しいプロジェクトを開始することをお勧めします。
重要: Lumion 2023は機能していますが、一部の機能では追加開発や回避策が必要な場合があります。
開発中の機能や技術的な制限の詳細については、以下の記事でご確認ください。
- ナレッジベース:以前のバージョンからLumion 2023への作業の移行に関して(準備中)
チームより:
Lumion 2023を楽しく学び、使いこなしてください!
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修正プログラムをインストールするには、Lumion 2023をアップデートする必要があります。 Lumion 2023の起動時のポップアップウィンドウの指示に従ってください。 追加情報については下記の記事を参照ください。 ナレッジベース:Lumionのアップデーターはどのように動作しますか? 関連情報として下記の記事も参照ください。 ナレッジベース:Lumion 2023.2.0:リリースノート ナレッジベース:Lumion 2023.2.1:リリースノート ナレッジベース:Lumion ...