Lumion 9.5以前のバージョンでテレイン/地形を操作するには2つの方法があります。
- Lumionのランドスケープを編集
または...
- インポートしたモデルをテレイン/地形として編集
2. Lumionのランドスケープを編集するケース
- Lumionのランドスケープの編集可能な範囲は、LumionのX軸:0, Y軸:0, Z軸0を中心とする2040x2040メートルの正方形の領域内です。
- 上記領域外では、ランドスケープの形状や高さの変更及びペイントはできません
- 上記領域外の平坦な地形と調和するように、領域の端(2000x2000メートル以降)の50メートルは高さが0メートルに収束するよう調整されます。
2.1:[ 風景マップの読み込み ]機能を使用して、ランドスケープをグレースケールのランドスケープマップ(ハイトマップ)としてインポートおよびエクスポートできます。
2.2:サードパーティのアプリケーションからランドスケープマップ(別名:ハイトマップ)をインポートする場合は、次のガイドラインを参照し、テクスチャを準備してください。
- ランドスケープマップテクスチャの解像度は1024x1024ピクセルである必要があります。内側の1000x1000ピクセルは、地形の2000x2000m編集可能部分に使用されます。 エッジに沿った外側の12ピクセルは使用されません。 ランドスケープマップテクスチャの各ピクセルは、Lumionのランドスケープの編集可能な範囲の2x2mに対応しています。
- 黒は地表の高さ0mに相当し、白は地表の高さ200mに相当します。各グレースケールステップ(RGB=0からRGB=255)は、地表の高さ0.78125 mに等しくなります。
2.3:ハイトマップの詳細については、次のページをご参照ください。
- 外部リンク:ウィキペディア:Heightmap
縮小されたランドスケープマップテクスチャの例:
3. インポートしたモデルをテレイン/地形として編集するケース
3.1:モデルをインポートし、テレイン/地形として使用します。次の点に注意してください:
- モデルの形状を調整することはできません。
- インポートしたモデルおよび他のモデルは、カメラ位置から35 kmの円内にのみ表示されます。
3.2:インポートしたモデルに「ランドスケープ」マテリアルを割り当てることで、モデルがLumionのランドスケープと同じランドスケープテクスチャを使用可能になります。
3.3:インポートしたモデルをランドスケープのペイントのテクスチャでペイントすると、モデルの下のランドスケープもペイントされます。逆の場合も同様です。
※セクション2に記載の領域外のモデルにはペイントできません
3.4:モデルに「ランドスケープ」マテリアルを割り当てた後、「ランドスケープの芝生」を表示することができます。
3.5:Lumion 8.5以前のバージョンの場合
Lumion 8.5以前のバージョンでは、インポートしたモデルをテレイン/地形として使用するために下記の手順が必要です。
モデルを選択し、コンテキストメニューボタンをクリックしてから「追加の...」をクリックします。
次に、「地形としてマーク...」をオンに設定します。
その他:
- クリップまたはパノラマの編集中に[ 設定した目の高さ 1.60] ボタンをクリックすると、カメラはランドスケープからの距離(高さ)だけを測定するのではなく、地形として「マーク」したモデルからの距離(高さ)を測定します。
- 編集モードでCTRLを押して一度に10個のオブジェクトを配置する場合、またはALTキーを押して選択したモデルをコピーする場合、それらの全てのモデルは、地形としてマークされたモデル上に配置されます。(地形としてマークされたモデルの下にあるランドスケープには配置されない)
- モデルを地形として「マーク」すると、より多くのシステムメモリが必要になります。そのため、モデルが非常に複雑な場合は控えめに使用してください。 多くの複雑なモデルを地形としてマークすると、オブジェクトを移動する際にLumionのパフォーマンスが低下する可能性があります。