この記事はLumion 12 Proのバージョンを対象としています。
その他のバージョンは下記記事を参照ください。
Lumion 11 Pro以降では、OpenStreetMap、標高データ、衛星画像を統合して迅速に視覚化できるようになりました。
2.1:「ランドスケープ」タブの「OpenStreetMap(オープンストリートマップ)」ボタンをクリックし、[OpenStreetMap(オープントリートマップ)オン/オフ]ボタンをオンにします。
2.2:「GPS座標を選択」ボタンをクリックします。
2.3:[検索]フィールドをクリックして場所名を入力するか、地図上の任意の場所をクリックして、GPS座標ピンを移動・配置します。
検索フィールドに座標を直接コピー&ペーストすることも可能です(数字のみ入力可)
2.4:[地図範囲]スライダーをドラッグして、ダウンロードするOpenStreetMapエリアの半径を調整します。
2.5:方位スライダーをドラッグして、ダウンロードされるOpenStreetMapエリアの回転を調整します。
2.6:正方形は10 x 10 kmのLumionのランドスケープを表しています。 円はダウンロードされるOpenStreetMapのエリアです。三角形の青い矢印はシーンでのカメラの位置を表します。 赤のマーカーは、Lumionの原点(X軸:0,Y軸:0,Z軸:0)に対応しています。
2.7:標高データを取り込むには、[ハイトマップをダウンロードする]に設定します。
2.8:[ハイトマップの固定]ボタンをクリックして、ハイトマップの最低点をLumionランドスケープの0に設定します。
2.9:衛星画像を取り込むには、[衛星画像をダウンロードする]に設定します。
2.10: [ダウンロードする]ボタンをクリックして、選択した領域のダウンロードプロセスが完了するまで待ちます。
下記画像のエリア(ニューヨーク)は数分で取り込みが完了しました。 取り込みの速度はマップ範囲(サイズ)、場所、ローカル接続速度に依存します。
2.11:個々の建物を表示または非表示にするには、[建物の可視性の切り替え]ボタンをクリックしてから、建物をクリックして表示または非表示にします。
2.12: [プリセットを選択]ボタンをクリックして、別の外観を選択します。
2.13:チェックボックスをクリックして、Water(水)、Earth(地表)、Building(建物)、Landuse(土地利用)、Roads(道路)を表示または非表示にします。
2.14:[建物高さの最小値]および[建物の高さのランダム性]スライダーを使用して、建物の高さの調整やランダム化を行います。
2.15:[Buildings Alpha]スライダを調整して、OpenStreetMapの建物の透明度を設定します。.
2.16:標高データ(ハイトマップ)を編集するには、[ランドスケープ]タブのランドスケープツールを使用します。
2.17:ランドスケープ全体を平坦化する:一度ダウンロードしたハイトマップデータは、プロジェクト内に保持されます。ハイトマップをOFFにしても、すでにダウンロードしたハイトマップデータを平坦にしたり、削除したりすることはできません。あくまでもダウンロードのON/OFFボタンです。
ハイトマップを取り込んだ後、全てのハイトマップをオフにする(=ランドスケープ全体を平坦化する)には、 [ランドスケープ] > [高度] > [ランドスケープマップの平坦化]を使用します。
2.18:可視性を制御したい場合、OpenStreetMapモデルをレイヤーの1つに割り当てることはできません。 特別なLumionレイヤーにのみ存在します。 モデルを完全に非表示にするには、OpenStreetMapをオフにする必要があります。
2.19:プロジェクトを保存する前にOpenStreetMapをオフにすると、OpenStreetMapモデルは.LS12プロジェクトファイルの一部として保存されません。
OpenStreetMapモデルを再度ダウンロードする必要がないように、.LS12プロジェクトファイルを保存する前に、OpenStreetMapを再度オンにして保存してください。.