AutoCADからインポートされた「byLayer」マテリアルの名前は、Lumion 10.3で変更されました。

その結果、Lumionの古いバージョンで最初にインポートされたモデルをAutoCADから再インポートすると、Lumionマテリアルの割り当ての一部が消える場合があります。

Lumionの古いバージョンでプロジェクトを完了するか 、以下のセクション5をご覧ください。古いモデルから新しいモデルに個々のLumionマテリアルを転送できます。

  1. ナレッジベース:モデルを再インポートした後、Lumionマテリアルが欠落しているのはなぜですか?

 


 

1. Lumionプラグインをインストールします(必要な場合)

1.1: 以下の記事のセクション1をご覧いただき、お使いのバージョンのLumionおよびAutoCADのプラグインをダウンロードしてインストールしてください。
インストール済の場合セクション2、3に進んでください。

  1. ダウンロードリンク:AutoCAD LiveSyncプラグイン

2. 方法A:LiveSyncエクスポート

2.1:Lumion LiveSync for Autodesk AutoCADおよびLumion10.3以降では、AutoCAD 2017-2024モデルをリアルタイムのエクスポートが可能になります。

Lumionの10.0以前のバージョンを使用している場合、 以下の方法Bまたは方法Cを参照してください。


3. 方法B:Lumion .DAEファイルのエクスポート(Lumion 8.5以降)

3.1:Lumion 8.5以降とAutoCAD 2017-2024を使用している場合、パレットのLumion LiveSync for Autodesk AutoCADエクスポートボタンを使用してLumion Colladaファイル(.DAE)をエクスポートできます。

ただし、 .DAE形式ではなくLiveSyncを使用してLumionへインポートすることをお勧めします。モデルデータ量が軽くなるため、エクスポートが高速になります。


4. 方法C:.DWGファイルのエクスポート(Lumion 8.3以前)

4.1:Lumion 8.3以前を使用している場合、モデルを.DWG形式にエクスポートし、関連するプラグインを使用してLumionにインポートしてください:
  1. ダウンロードリンク:DWG プラグイン

5. ヒントとトラブルシューティング

5.1:モデルをインポートしてシーンに配置した後、モデルが表示されないのはなぜですか?
  • Lumionのインポートされたモデルの挿入点は、AutoCADのワールド座標系の0,0,0に対応しています。
  • モデルがLumionの挿入ポイントから離れている場合は、Lumionにエクスポートする前に、AutoCADでモデルを0,0,0に近づける必要があります。5.1.1:原点をAutoCADのワールド座標系に変更:
  1. 原点をAutoCADのワールド座標系に変更
  2. コマンドプロンプト[ ucs ] > ENTER
  3. コマンドプロンプト[ w ] > ENTER
  4. コマンドプロンプト[ m ] > ENTER
  5. モデル上の基点を選択します。
  6. コマンドプロンプト[ 0,0,0 ] > ENTER
  7. Lumionでモデルをインポートまたは再インポートします。

5.2:Lumion 10.0.2以前で各サーフェスにLumionマテリアルを割り当てられないのはなぜですか?
  • Lumionは、AutoCADで同じマテリアルを使用するサーフェスには、Lumionでは同じマテリアルが割り当たります。
    Lumionマテリアルを特定のサーフェスに割り当てる場合は、モデルをインポートする前に、AutoCADでそのサーフェスに個別のマテリアルを割り当てる必要があります。
  • AutoCAD Architectureの窓やドアのなど単一に結合されたサーフェスとマテリアルを持つパーツがある場合、AutoCAD Architectureで窓やドアなどのスタイルに移動し、「モデル」表示にて個別のレイヤーで個々のパーツを定義する必要があります。 個別の定義には、ExportToAutoCADコマンドを使用します。
    コマンドプロンプト[ ExportToAutoCAD ] > ENTER
  • モデルの一部にAutoCADマテリアルを割り当てておらず、ByLayerを使用している場合(下のスクリーンショットを参照)、同じByLayerカラーを使用するモデルのすべてのパーツが、Lumionでは同じマテリアルのサーフェスとしてインポートされます。
  • Lumionにインポートされたサーフェスのマテリアル名は、AutoCADのレイヤー名に基づきます。

         

5.3:LumionのモデルをAutodesk AutoCADのように丸く見せるにはどうすればよいですか?

  • Lumion 10.0.2以前:Lumionにモデルをインポートする前に、AutoCADの[ MeshSmooth ]コマンドを使用して、モデルをソリッドからメッシュに変換してください。
  • Lumion 10.3以降:インポートされた.DWGファイルのテッセレーションは、AutoCADのFACETRES値によって制御されます。
    曲面がファセットに見える場合は、AutoCADでFACETRES値を増やします。逆に、曲線の精度が高くLumionの操作に影響がある場合、FACETRES値を減らしてください  。

  • 外部リンク:AutoCAD FACETRES(システム変数)

5.4:CadWorxから配管とプラント設計をインポートするにはどうすればよいですか?

  • Autodesk AutoCAD用のCadWorxプラグインを使用する場合、AutoCADのコマンドプロンプトでCWXPLODE ]と入力して、.DWGファイルを新しい名前で保存することにより、プラント設計と配管をエクスポートできます。
  • Lumionでこの.DWGファイルをインポートまたは再インポートします。

5.5:Autodesk AutoCADからインポートされたドア、壁、窓などが、Lumion 9.5以前のバージョンで1つのマテリアルを持つサーフェスとしてインポートされるのを防ぐにはどうすればよいですか?

  • オブジェクトを選択し、Autodesk AutoCADのコマンドプロンプトでEXPLODE ]> ENTERを押してから、Lumionでこの.DWGファイルをインポートまたは再インポートします。

5.6:インポートしたオブジェクトをLumionライブラリのオブジェクトに置き換えるにはどうすればよいですか?

 

5.7:Lumionで一部のマテリアルが自動的に水とガラスに変換されるのはなぜですか?

Autodesk AutoCADのマテリアル名が次の表のいずれかの単語で始まり、その後にスペースが続く場合、Lumionでは次の使用時に特別なガラスまたは水のマテリアルに変換されます。

1. Lumion 10.0以降で.DWGファイルをインポートした場合。

2. Lumion 10.3以降でAutoCADのLiveSyncおよび.DAEファイルをインポートした場合。

  • これらの特別なマテリアルタイプはLumionで編集できないことに注意してください。
  • 変換されたガラスまたは水のマテリアルを編集できるようにするには、マテリアルライブラリから変更したい面に新しい水またはガラスマテリアルを割り当てる必要があります。
 
LanguageWaterGlass
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Japaneseガラス
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SpanishAguaVidrio
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