CADソフトウェアからどのようにライトをインポートしますか?
Lumion 24.3では、外部の3Dモデリングソフトウェアからライトをインポートできるようになりました。この機能により、Lumionでライトを再作成することなく、プラットフォーム間で照明セットアップの一貫性を保ち、時間を節約し、正確性を確保することができます。
現時点では、LiveSyncはまだライトのインポートに対応していませんが、将来的に対応する予定です。それまでは、3Dモデリングソフトウェアからライトをインポートください。
互換性
3Dモデリングソフトウェアがライトのエクスポートをサポートしている場合、Lumionへのライトのインポートには以下のフォーマットがサポートされています:
- .FBX
- .DAE(Collada)
- .glTF
- .GLB
- .DWG
3Dモデリングソフトウェア互換性チャート
3Dモデリングソフトウェア | 対応 | フォーマット |
Vectorworks | 〇 | .DAE and .FBX |
Rhino | 〇 | .DAE and .FBX |
SketchUp | ✕ | - |
Revit | ✕ | - |
AutoCAD | 〇 | .DWG |
BricsCAD | 〇 | .DAE, .FBX, and .DWG |
Formit | ✕ | - |
3dsMax | 〇 | .FBX |
Allplan | ✕ | - |
ArchiCAD | ✕ | - |
上記のフォーマットはモデルのインポート推奨フォーマットではないため、ライトのインポート時にのみ使用してください。
モデル自体については、LiveSyncまたは以下の記事に記載されている3Dアプリの推奨フォーマットを使用することをお勧めします。
- ナレッジベース:CADソフトウェアからモデルをどのようにインポートしますか?
ワークフローの例
ステップ1:LiveSyncまたは推奨されるエクスポートフォーマットを使ってモデルをインポートします。
ステップ 2:3Dモデリングソフトウェアで、ライト以外のすべてを非表示にします。
ステップ3:ボックスを作成し、サポートされているフォーマット(上の表に記載)でファイルをエクスポートします。
ステップ4:Lumionでボックスとライトを含むモデルファイルをインポートします。次に、[ 目に見えない ]マテリアルを割り当ててボックスを不可視にします。
ステップ5:メインのモデルを選択し、次にライトのあるモデルを選択し、オプションメニューの位置合わせをクリックします。
重要:ジオメトリのないモデルファイルをLumionにインポートすることはできないため、ボックスが必要です。
ライトのインポート
サポートされているフォーマットでは、モデルインポート画面で新しく追加された[ ライトのインポート ]トグルを有効にすることで、スポットライトやオムニライト(他のソフトウェアでは一般的にポイントライトとしても知られています)をモデルと共にインポートすることができます。
デフォルトでは、インポートされたライトはモデルにリンクされ、個別に移動することはできず、グループ化されたようにモデルと共に移動します。
ただし、ライトを選択してこれらのボタンをクリックすると、ライトを切り離したり、削除したりすることができます。
または、インポートされたモデルを選択し、このボタンをクリックすることで、すべてのライトを一度に切り離すこともできます。
切り離すと、ライトはモデルにリンクされなくなり、個別に移動や調整ができるようになります。
LiveSyncはまだライトのインポートをサポートしていないため、ライトがリンクされていているモデルを再同期しようとすると、以下のメッセージが表示されます:
インポートされるプロパティ
以下のプロパティはライトと一緒にインポートされ、Lumionで調整できます:
- ライトの明るさ
- ライトの色
- コーンアングル(スポットライト用)
- IESプロファイル(現在、.DWGとしてインポートされたAutoCADおよびBricsCADモデルでのみサポートされています。)
AutoCADを使用してインポートされたIESプロファイルは、テクスチャを.DWGからインポートするときと同じ方法を使用します。
.DWGからテクスチャをインポートするときと同じ方法を使用します。リソースは以下の場所で使用可能でなければなりません:
モデルにリンクされている場合、モデルと共にインポートされた同一のライトはインスタンス化されます。
つまり、ライトの設定/プロパティの変更は、ライトのすべてのコピーに影響します。
ライトのデータは、インポートモデルファイルに保存されます。
ライトを選択してこのボタンをクリックすると、インポートされた設定に戻すことができます。
[ Ctrl ]キーを押しながらこのボタンをクリックすると、モデル内のすべてのライト設定を一度に復元することもできます。