1. 被写界深度とは
カメラで撮影したようなボケ具合を表現できるエフェクトです。
カメラモードとムービーモードで使用できます。
2. 手順
2.1 カメラモードまたはムービーモードで写真や動画を撮影します。
2.2 画面左上にある「FX」ボタンをクリックします。
2.3 「カメラ」にある「被写界深度」を選択します。
2.4 各種設定を行います。
2.5 完了です。
3. プロパティ詳細
3.1 数量
ボケの強さの設定ができます。数値が高い程、強くボケます。
・10に設定した場合
・900に設定した場合
3.2 前景/後景
ボケの位置の設定ができます。数値が高い程、奥がボケます。数値が低い程、手前がボケます。
・0.0に設定した場合
・1.0に設定した場合
3.3 焦点距離
カメラからの焦点距離を設定することで、ピントが合う位置を設定できます。
オートフォーカスがON になっている時は変化しないので注意してください。
・0.8に設定した場合
・25に設定した場合
3.4 シャープエリアサイズ
鮮明に見せる領域を設定ができます。数値が高い程、奥まで鮮明になります。
「数量」「前景/ 背景」「焦点距離」「オートフォーカス」が無効になるので、
少しずつ調節することをお勧めします
・0.1に設定した場合
・3.5に設定した場合
・30に設定した場合
3.5 オートフォーカス
任意の点に焦点を設定し、ぼやけ具合を表現することができます。
デフォルトは、LUMIONの原点となっています。
方法は次の通りです。
・オートフォーカス」ボタンを「ON」にします。
・「編集」ボタンを選択します。
・焦点を合わせたい任意の場所をクリックします。
・「チェック」ボタンを選択すると、先ほど選択した点に焦点が合います。
3.6 ボケの形状
８種類のプリセットから、ボケの形状を選択できます。
4. ムービーモードで変化を表現
キーフレームを使用して、動画に各項目の変化を表現することができます。
4.1 変化を付け始めたいポイントに動画の再生スライダーを移動します。
4.2 変化を付けたい項目の「キーフレーム」ボタンをクリックします。
4.3 次の変化のポイントに動画の再生スライダーを移動します。
4.5 スライダーを調節して、変化後の設定を行います。
4.5 各スライダーを調節します。
4.6 必要に応じて4.3~4.5を繰り返します。
4.7 完了です。