1. 太陽の詳細設定とは
実際の場所、日時における太陽の位置や動きを再現するエフェクトです。このエフェクトを使用することで、正確な日影を表現することができます。すべてのモードで使用できます。
2. 手順
2.1 写真・動画・360°パノラマを撮影します。
2.2 画面左上にある「FX」ボタンをクリックします。
2.3 「太陽」にある「太陽の詳細設定」を選択します。
2.4 各種設定を行います。
2.5 完了です。
3. プロパティ詳細
3.1 編集
場所を地球儀から直接指定できます。任意の場所でマウスの左ボタンをクリックします。場所の指定が完了したら、「戻る」(チェックマーク)をクリックします。※場所は「緯度」「経度」でも指定することができます。
3.2 時間
時間を指定できます。
3.3 分
分を指定できます。
3.4 月
月を指定できます。
3.5 年
2012年から2050年の間で年を指定できます。
3.6 タイムゾーン
世界標準時刻との時差を指定します。例えば日本の場合、世界標準時刻との時差は+9時間なので9:00と指定します。
3.7 夏時間調整
サマータイムの有無で指定します。例えば日本の場合、サマータイムはないので0を指定します。
3.8 緯度
緯度を指定できます。3.1の編集で場所を指定した場合、その場所の緯度が反映されます。
3.9 経度
経度を指定できます。3.1の編集で場所を指定した場合、その場所の経度が反映されます。
3.9 北オフセット
方位を調節し、太陽の向きを変更することができます。モデルを回転することなく方位を合わせることができます。
4. ムービーモードで変化を表現
キーフレームを使用して、動画に各項目の変化を表現することができます。
例として、下記の条件設定での変化を表現する手順を以下に記載します。
【条件設定】
場所:日本(北海道)
日時:2020年1月1日 5:00-23:00(動画の開始が5:00、終了を23:00に設定)
4.1 「編集」をクリックします。
4.2 地球儀上で北海道を指定します。
4.3 「戻る」をクリックします。
4.4 動画の開始位置にて各項目を下記の通り調節し、このあと変更することになる「時間」の「キーフレームを作成」をクリックします。
時間・・・5
分・・・0
日・・・1
月・・・1
年・・・2020
タイムゾーン・・・9:00
夏時間調整・・・0:00
緯度・・・変更なし(4.2の反映された設定を使用)
経度・・・変更なし(4.2の反映された設定を使用)
北オフセット・・・0(デフォルトのまま)
4.5 再生スライダーを動画の終了位置に移動します。
4.6 動画の終了位置にて「時間」の「キーフレームを作成」をクリック後、23:00に調節します。
4.7 完了です。