Lumion 12.5:リリースノート

Lumion 12.5:リリースノート



Lumion 12.5:リリースノート
2022年5月31日

Lumion 12.5とLumion 12.5 Proは、Lumion 12ユーザー向けに本日より無償ダウンロードとアップデートを開始します。
また、Lumion 12.5 Trial、Lumion 12.5 Pro Trial、Lumion 12.5 Pro Studentも本日より提供開始します。

【互換性】
  • Lumion 12.5で保存されたプロジェクトやモデルは、古いバージョンのLumionでは開けません(=下位互換性はありません)
  • 以前のバージョンのLumionから設定、モデル、プロジェクトを移行する方法については、以下のリンクをクリックしてください。


1. 変更点と解決されたエラー

1.1:編集モード

1.1.1:オブジェクトとオブジェクトライブラリ:
  1. 同じインポートモデルのバリエーションを切り替えると、影が更新されるようになりました。
  2. 多数の離れたオブジェクトを選択したときに、オブジェクトの挿入ポイントが正しい位置にレンダリングされるようになりました。

1.1.2:配置モード
  1. ペイント配置で追加したオブジェクトは、従来はレイヤー1に配置されていましたが、アクティブレイヤーに配置されるようになりました。

1.1.3:グループ
  1. [ エフェクト ]カテゴリのグループ化されたオブジェクトは、グループを移動したときに、グループの原点に対する相対的な位置を維持するようになりました。
  2. グループ編集:グループ内のオブジェクトを1つ選択すると、そのオブジェクトだけがハイライトされ、グループ内のすべてのオブジェクトはハイライトされなくなりました。

1.1.4:レイヤー
  1. レイヤーの名前を変更する際のレイヤータブの応答性を改善しました。
  2. レイヤー名の表示を改善しました。
  3. [ 表示/非表示 ] アイコンにカーソルを置くと、非表示レイヤーの名前が表示されるようになりました。
  4. レイヤー名が数字で表示される:これは、レイヤーの数ではなく、画面上で利用可能なスペースに基づくようになりました。
  5. Lumionセッションで初めてプロジェクトを読み込んだときに、非表示レイヤが表示されなくなりました。

1.2:カメラ、ムービー 、360°パノラマモード

カメラ、ムービー 、360°パノラマモード:
  1. エディタの解像度を50%(パフォーマンス)から77%(ウルトラ)に設定しても、高品質プレビューが暗くならないようになりました。
  2. カメラ/ムービー/パノラマプレビューは、設定で選択した解像度と同じ解像度でレンダリングされるようになりました。

ムービーモード:
  1. クリップのレコード:FXのオン/オフ切り替えボタンは、Lumionで利用可能なすべての言語で完全に表示されるようになりました。 ヘルプツールチップでボタンがオンかオフかを表示します。

360°パノラマモード:
  1. Lumionのポイントアイコンは、クリックすると正しいパノラマに対応するようになりました。
  2. ポイントは、すべてのエディタ解像度で機能するようになりました。

1.3:エフェクトとスタイル

  1. インポートされたモデルに適用されたランドスケープ芝生は、反射エフェクトがオフで降水エフェクトがオンのときでもレンダリングされるようになりました。
  2. 高度な移動:[ オート/クリップの長さを使用 ]トグルボタンがオンに設定されている場合、アニメーションがクリップの長さでループしなくなりました。
  3. レイヤーの可視性:Lumion 12.0.2 で作成したファイルを開いた後でも、レイヤ 21からレイヤ 32の状態を変更できるようになりました。
  4. ハイパーライト:アクティブにして印刷解像度でレンダリングした場合、太陽光に当たった透明マテリアルが異常に高輝度になることがなくなりました。

1.4:マテリアル

  1. テクスチャの解像度が16384×16384ピクセルより大きく、縦横比が正方形でない場合、Lumionによって自動生成されたマテリアルマップ(ノーマルマップとグロスマップ)が正しくリサイズされるようになりました。
  2. スタンダードマテリアル:MP4動画テクスチャファイルは、DocumentsLumion [version]\Miscellaneous PholderVideo Textures フォルダーに一度だけ保存されるようになりました。
  3. マテリアルの編集中に、すでにマテリアルが割り当てられている面の周囲に黄色い輪郭が正しく表示されるようになりました。

1.5:保存、読み込み、リカバリー機能

  1. [ 名前をつけて保存 ]を使ってプロジェクトファイルを上書きした後、[ 保存 ]ボタンがグレーアウトしないようにしました。

1.6:インポート、エクスポート

  1. バリエーションの追加:マテリアルモードで、追加されたインポートモデルのバリエーションはマテリアルが破棄、置き換えがされなくなりました。
  2. カメラ同期がオフの状態でLivesync経由でLumionを起動したときに、赤い画面が表示されなくなりました。
  3. Lumionがアクティブなウィンドウになったとき、3Dモデリングソフトウェアのカメラデータを保持する代わりに、Field of Viewが元の値に戻されるようになりました。
  4. SketchUpからインポートしたモデルに平面反射を追加しても、期待どおりに表示されるようになりました。
  5. SketchUpからLumionに.SKP ファイルをインポートする際に、非表示の面が表示されなくなりました。
  6. ジオメトリの法線に関するさまざまな修正が行われました。

1.7:その他

  1. Lumionの[ 新規 ]起動後、設定からカメラモードやパノラマモードに切り替えても、カメラの表示に問題が生じないようになりました。

1.8:ユーザーインターフェース

  1. 重いプロジェクトやフレームレートが低いプロジェクトで、マウスによるユーザーインターフェイスの操作がより敏感になり動作が重くなることがなくなりました。
  2. 画像やレイヤーに名前を付けるとき、日本語の2バイト文字が消えることがなくなりました。
  3. その他、様々な UI の改善


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