1.方法は次のとおりです
Lumionの新しいバージョンがリリースされると、フォルダが新しく作成されます。
Lumionの古いバージョンから新しいバージョンにライブラリデータや設定内容を転送する場合はそれぞれ以下の手順に従ってください。
マイナーアップデート(11→11.3など)の場合は、旧バージョンのLumion 11.xと同じLumion 11.0サブフォルダをドキュメントフォルダ内に使用しています。この場合はセクション3に進んでください。
2. インポートライブラリ、最近使用したシーン、お気に入りのマテリアル
2.1:最新のLumionを起動します。
(ドキュメントフォルダに最新バージョンのライブラリフォルダが作成されます。)
2.2: 以下に示すようにフォルダーをコピーし、Lumionを再起動します。
- ドキュメント \ Lumion(旧バージョン)\ Library
- ドキュメント \ Lumion(旧バージョン)\ Recent
- ドキュメント \ Lumion(旧バージョン)\ Materials
から
- ドキュメント \ Lumion(最新バージョン)\ Library
- ドキュメント \ Lumion(最新バージョン)\ Recent
- ドキュメント \ Lumion(最新バージョン)\ Materials
例:インポートしたモデルをLumion 10.5からLumion 11.0に転送する
- Lumionを終了します。
"ドキュメント \ Lumion 10.5\ Library" フォルダーをコピーします。 - コピーしたフォルダーを "ドキュメント \ Lumion11.0" にペーストします。
Lumion 2023のフォルダはバージョン名が無く「Lumion」とだけ表示されているフォルダです。
3. プロジェクト
3.1: 以前のバージョンのLumionでプロジェクトを保存してください。
Lumion 10.0以降: ファイル > 保存/名前を付けて保存
Lumion 8.0-9.5:ファイル > シーンを保存
Lumion 7.5以前:ファイル > シーンとモデルの保存
1.2: その後、Lumion 8以降で.LS Sceneファイルをロードします
3.2: その後最新のバージョンでLumionプロジェクトファイルを開きます。
注意点
- 下位互換性はありません。(Lumionで作成されたプロジェクトファイルは古いバージョンのLumionでは開けません。)
- バージョンが変わると使用できない機能がある可能性があります。
- 特定のエフェクトを再調整する必要がある可能性があります。
4. お気に入り
4.1:オブジェクトライブラリで設定したお気に入りを転送するには、次の手順を実行してください。
- ドキュメント \ Lumion(旧バージョン)からsettings(Version).iniをコピーします。
- 名前をsettings(NEW VERSION).iniに変更します。
- ドキュメント \ Lumion(最新バージョン)に名前を変更したsettings(NEW VERSION).iniを移動させます。
例:お気に入りのオブジェクトとマテリアルをLumion 9.5からLumion 10.0に転送します。
- Lumionを終了します。”ドキュメント \ Lumion9.3(9.5) \ settings9.ini”をコピーします。
- コピーしたファイルの名前を”settings10.ini”に変更します。
- コピーしたファイルを"ドキュメント \ Lumion10.0"に移動します。