インポートされたモデルが使用されているプロジェクトごとに変更されるのはなぜですか?

インポートされたモデルが使用されているプロジェクトごとに変更されるのはなぜですか?

1. これが理由です

Lumionでは、インポートされたモデルは、プロジェクトの外部のフォルダーに保存されます。

インポートしたモデルをプロジェクトに追加するたびに、このフォルダー内のファイルへの参照にします。

SketchUpから椅子をインポートするとします。このモデルは、PCの次のフォルダーにローカルに保存されます。Documents/Lumion (VERSION)/Library



椅子のモデルを再インポートするか、Lumionでそのマテリアル/テクスチャを変更するたびに、Documents / Lumion(Version)/ Libraryのモデルファイルが上書きされます。
これは次のように機能します。 

2. Lumion 8.0以降:

例:

  1. 緑の椅子をインポートしてプロジェクトに配置し、プロジェクトファイル(プロジェクトA)を保存すると、(緑の)椅子の現在の状態の「スナップショット」がプロジェクトファイルに含まれます。
  2. 緑の椅子は、インポートされたモデルのブラウザウィンドウで使用でき、プロジェクトに追加できます。
  3. 後で椅子を青にして、別のプロジェクトファイル(プロジェクトB)に保存するとします。
  4. 椅子の青いバージョンがインポートされたモデルのブラウザウィンドウで使用可能になり、プロジェクトに追加できるようになりました。
  5. 「プロジェクトA」を再度ロードした場合、インポートされたモデルブラウザウィンドウの青い椅子は、元の緑のバージョンの椅子で上書きされます。


3. Lumion 7.5以前:

Lumion 7.5(および以前のバージョン)でプロジェクト/シーンを保存するには、2つの方法があります。インポートしたモデルの有無にかかわらず、プロジェクト/シーンを保存できます。

3.1:シーン保存機能

シーンの保存機能を使用する場合は、シーンのみが保存され、インポートされたモデルは保存されません。
ファイル >シーンとモデルの保存タブ >シーンの保存

保存されたシーンには、モデルの位置、レイヤー情報、Lumionテレイン、フォト・ムービーモードのエフェクトなどがすべて含まれています。

インポートされたモデルは、再インポートまたはマテリアルを変更するたびに、自動的に別のフォルダー(ドキュメント/ Lumion(バージョン)/ライブラリ)に保存されます。

これらのモデルは、Lumionのインポートされたモデルブラウザウィンドウで使用できます。
モデルに加えた変更は、モデルを使用しているすべてのシーンに反映されます。

3.2:シーンとモデルの保存機能

シーンとモデルの保存機能を使用すると、シーンとモデルの「スナップショット」が保存されます。
ファイル >シーンとモデルの保存タブ >シーンとモデルの保存

この「スナップショット」は、単一のファイル(.LS形式)として他のPCに転送できます。

つまり、シーンとモデルの保存機能は、シーンとそのシーンにインポートされたすべてのモデルを別のPCに転送する必要がある場合、またはバックアップを作成するだけの場合に最適です。

このファイルをロードすると、My Documents/Lumion (Version)/Libraryにある既存のモデルファイルが上書きされることを通知します。

例:

  1. 緑の椅子をインポートしてシーンに配置し、シーンファイル(シーンA)を保存すると、椅子の現在の状態の「スナップショット」がシーンファイルに含まれます。
  2. 緑の椅子は、インポートされたモデルのブラウザウィンドウで使用でき、シーンに追加できます。
  3. 後で椅子を青にして、別のシーンファイル(シーンB)に保存するとします。
  4. 椅子の青いバージョンがインポートされたモデルのブラウザウィンドウで使用可能になり、シーンに追加できるようになりました。
  5. ただし、「プロジェクトA」を再度ロードした場合、インポートされたモデルブラウザウィンドウの青い椅子は、元の緑のバージョンの椅子で上書きされます。